近頃は時間が出来て一月に一本の割合で映画館に足を運んでいる
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この映画は夫が観たいと予約を入れた。
主人公の 島原鉄道社長・宮崎康平は、
昭和32年、災害の際に土器の破片を見つけたのを機に、
邪馬台国の探求を始めた・・目の不自由な康平(竹中直人)。
そんな男に和子(吉永小百合)は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを
繰り返し読み聞かせ、九州各地を二人で旅しながら、
康平の口述を和子が書き留める共同作業で
「まぼろしの邪馬台国」を著す。そして後に吉川栄治文学賞を受賞する。
挿入歌のごとく謳われる、島原の子守唄、
「おどま島原の、おどま島原の・・・」は
この宮崎康平が作った歌と劇中にあったが、本当に彼の作品であったのだ。
私の何度も歌ったこの子守唄。
九州の美しい大自然を舞台に、太古のロマンを追い求めた夫婦の愛。
映画に求める作風は、
爆笑物、推理小説風、スペクタル映画、人間愛物、戦争物・・。
先回は3女と福山主演、容疑者Xの献身だったが、
作風も違って、はらはらドキドキ感はないが、
久しぶりに見てよかった作品に出会えた!
これからの夫との生活を新たな気分にさせてくれて、
私に生きていく必須栄養素を注入してくれた映画が堪能できた。