先日は、薄黄色に輝く先っぽが見えていたところを掘り起こしたら
大きな筍だった。
今朝、知人が届けておいてくれたのは、
先っぽはもう緑色をしていた。
何枚も見に纏った皮は産毛がまるでビロードのよう。
剥いでいくと、根に近いところは赤いニキビみたいな点点が並んでいて、
あるいはお父さんの髭剃り後のような・・。
仕事から帰って台所に立ったら、姑のメモ。
「今朝9時に届けてくれました」と。
あー、私の母なら、すぐに米の溶き汁か重曹でも入れて、
茹でてくれてあっただろうに・・・。
筍は鮮度が命。採れたてを茹でて、冷まして保存がベスト。
夜9時、愛犬グランの横で、庭のいすに座って、
皮を剥き、茹でました。
グランは、尖がっているところの柔らかい姫皮が、なぜだか好きらしい。
剥いていると、欲しいと催促され、
ぼりぼりと食べていた。
春の味覚は、幸せの味
