近くに住む次女、
これから結婚する三女、
三人と、それぞれの結婚観を話していた。
夫婦とは、時間をかけて熟成されて、
それぞれの夫婦のカタチができて行くのだと。
思った。
今日の朝日新聞の、
特集記事、「連れ添う」も。
連れ添って54年のご夫婦の老々介護を取り上げていた。
私の両親もそう。
ついこの前まで、父は、母に
「お前なんておらん方がいい!」と、
言い、不満をぶつけていた。
近頃は 母がいなくては一日と持たないから、話し方が柔らかくなったが。
以前から どうしてこんな横暴な父に、母は我慢し続けるのか?と、
理解できなかった。
私なら、さっさと 別れるのに!
と。
が、紙面のご夫婦もそうなのだけど、
この人を受け止めてあげられるのは、自分しかいない、
という思いのみで、連れ添い続けているのだろう。
全てを晒し、諦め 受け入れ、
互いを許しあい、連れ添って行く。
永い年月を経て、
私も、両親の様に もしも夫に介護が必要になったら、愚痴を言いつつ、
受け入れていくのだろう。
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