日々新化、ランニングする整形外科医

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股関節可動域を拡大して走る。

2023-06-18 15:30:00 | ランニング

昨日も今日も暑いですね😵。走りたくなくなる位暑いですが、無理にならない程度に練習したいですね。

 

股関節が使えるようにして走る。これが最近の課題ですが股関節が使えるとは股関節の可動域が広がらなければなりません。ランニングにおける股関節の可動域は回旋と考えた方が良いとお話ししましたが回旋が大きくなった時どういう感覚になるべきかというところから考えていきます。

 

そうすると前回お話しした重心が高いという感覚。

 

高く感じるのは可動域が広がって楽に蹴れるようになってそこに重心が乗っているまま軽く蹴れているので高く感じるのではないかなと思います。ただここに少し落とし穴があります。蹴れるようになって軽くなっているのですがそれに任せて蹴りすぎてしまうと本当に高くなってしまうのでかえって落ちてしまう。そのため推進より上下動が激しくなってしまう可能性がある。ある程度の勢いは良いのですが軽いのでもっとと思って蹴りすぎてしまうと逆に落ちる衝撃になり踏ん張って力んでしまう。

 

さらに股関節だけでなく上半身の感覚も大切です。上半身の上腕骨の位置を適切な位置に取りにくいのも上肢帯と肩甲帯の繋ぎ目が固まっていることも関わっているのではと思っています。つまり腕振りが推進力の助けになっているかによって重心が前にある所で股関節を動かせるようになるのでランニングにおける股関節の可動域にも関わってくると思ってます。

 

そうすると股関節可動域が改善して蹴れるようになったとしても蹴ろうと意識しないでそれを定着するために重くても低い感覚を意識して走った方が広がった股関節可動域の状態で動けているのではないか?そんなことを考えて走ってみました。感覚的には背中に自分がいてそのままできるだけのけぞっている感じです。

 

重いまま走るので感覚的には嫌な感じがありますが、あえてそこに挑戦。重いので速くははしれません。そのため距離を走ります。ちょうど長い距離に対して耐性がなくなって来たのでその練習にちょうど良いと思って昨日、今日と約10km✖️2を繰り返しました。とにかく暑くて息苦しい😵。でもやると決めたので土日で約フルマラソン走りました。

 

 

こんな感じです。LST(Long Slow Time)的な練習の4回に分けた細胞分裂走と捉えてます。極端なペースダウンはなかったので一定の刺激にはなったと思いますが、スピードが出ないのがなんとも改善されない。こんなんでサブスリーなんて言って良いのか?ちょっと焦りますが、この練習の効果を感じて次の刺激を考えます。



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