シャンソンを聴き、からだで覚えた。自分のからだに刻みこまれるくらい打ち込んだ。白黒映画。Julien Duvivier監督,Marie Belle, 舞踏会の手帖を観たとき、フランス映画が私の人生の方向を決めることになろうとは思わなかった。1930年代の映画はエレガントで美しく、しかし、人生の現実の重さは変わらない。かすかに見える希望、朝になるとよみがえる希望。私はそのころ、人生の荒波の時期を必死で生きていた。人生の暗黒時期だった。私は一度、キャリアも健康も何もかも失ったが其のときだった。フランス語で稼ぐことは考えず、フランスの自由な考え方、ひととは違う独創性を持つことの大事さ、一人でいること、ほかと違うことを言うこと、することを恐れない、フランス精神を知り、フランスで1年住んでみたいと強烈に願った。10年たってからフランス留学の夢は実現した。
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