全国で連日1000人以上が救急搬送されるなど広がる「猛暑禍」。
外出時は体を締め付けない服装にする、
こまめに水分補給を図るなどの熱中症対策を各地の自治体や消防は呼びかけており、
夏休み本番の観光地などでも効果的な対応に頭を悩ませている。
この日の最高気温が36.9度に達した鳥取市の鳥取砂丘では、
熱中症患者をいち早く搬送するために今夏から鳥取県が導入した「砂丘仕様」の救急搬送車が初出動した。
同県砂丘事務所によると、午後2時45分ごろ、
京都府宇治市から来た男児(7)が搬送車で救助された。
従来は車椅子や担架で運び出していたが、救助時間は半減し、男児も軽症で済んだという。