我が家は、今回の熊本地震で大規模半壊の判定を受けました。
特に屋根の損傷がひどかったのです。
そこで7月末から8月までの炎天下の元、
私が所属するクリスチャンの災害救援委員会の
お世話になりました。
連日10人を超える兄弟姉妹たちが修復にあたってくださいました。
ボランティア活動なので資金は払う必要はないのですが、
世界的な業に対する、
自発的な寄付は受け入れていただけるようです。
そもそも主人は私が聖書を勉強することは反対してきました。
土地の人で本家の長男である主人が、
嫁の改宗を受け入れられないのも当然です。
特に今は宗教故の問題が多く、心配もあっての事でしょう。
(本音を言えば主人の性格によることが多いと思っていますが)
でも、私たち人間が追い求めている幸せや生きる目的は
本当に普通の生活、
主人が求めているものと同じだと思っていました。
それで,まるで自分もチームの一員のように共に働く
主人がいました。
朝から休憩所になるテントの設営、冷水茶の用意や
蚊取り線香をたいて清掃を済ませ、準備に余念がありません。
当初の予定をはるかにオーバーして
20日あまり大修復となりました。
終わって人々が去っていくと、心なし、寂しそうに見えました。
「彼らは必ず家を建てて住み,必ずぶどう園を設けてその実を食べる。彼らが建てて,だれかほかの者が住むことはない。彼らが植えて,だれかほかの者が食べることはない。……わたしの選ぶ者たちは自分の手の業を存分に用いるからである」。―イザヤ 65:21,22。
この聖書の希望は,わたしたちが現在、その基を築き
意味ある満足のゆく生活を送るのに役立ちます。
今を生き抜き、災害の救援活動を通して、
相互扶助の精神を自ら実践するのを目の当たりに見て、
楽園での生活を鮮かにイメージ出来る様になったと思います。
ところで、個人的にトイレやお風呂場、
キッチンと居間のリホームを行っていますので
まだ落ち着かない生活を送っています。
さて、伝統工芸館の「四季折々の和の暮らし展」も
来週に迫りました。皆、出品者は被災していますので、
「出来るしこ」の作品展を免れませんが…
ではとりあえず近況まで…
お写真は綿絽のアジサイ柄日傘です。
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