たまねこ*古布とmy garden

もんぺのリメイクとハイビスカスティーの花

在庫の整理、着物解き、スケジュールの見直しなどで

ブログの更新がちょっと間が開いてしまいました。

兵児帯のワンピースや嫁のワンピースなど

とりかからなければならないのですが…

今日は手慣らしにもんぺのリメイクを仕上げました。

もんぺにはウエストゴムのものと、

脇があいた、ひもで結ぶ昔ながらのタイプのものとがあります。

後者は着物の上に穿く時便利です。

オーバーブラウス風に着るのではなく、

共布で丈の短いじんべえのような上着を組み合わせたり、

ワンピースの上に穿いて家事をしたりします。

裾や紐の一部、ポケットを丈夫な銘仙でリメイクしました。

もんぺと言えば、歌手の淡谷のり子さんは、

戦地で慰問演奏の際にもんぺを穿かず

ステージ衣装で出演したことは有名で、

当局から睨まれる一因となったそうです。

昔、主人の父は高校教師をしていたそうですが、

熊本県の東亜研究派遣生として内蒙古に行き、その後

現地で特務機関の仕事をされ、

主人の母や兄の家族四人で生活していたそうです。

終戦で日本に引揚げ船で帰る時、慰問帰りの故淡谷のり子さんと

ご一緒だったそうです。機雷の襲撃をうけ、船は大きく傾き、

兄は淡谷のり子さんが抱いておられ、母に抱かれていた主人は

船外に放り出されそうになったそうです。

迎えに行っていた祖父にキャッチされ助かったとか…

もし主人が助からなかったら

私の人生も大きく変わっていたということですね。



今日のK's Gardenはハイビスカスティーの花です。

もうすぐ梅雨明けでしょう。


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