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サイクリング・ブギ

生まれて初めて脛毛を剃った。パンストをはくため・・・ではない。残念ながら、その手の趣味は全くない(威張るほどのもんかい)。前日に自転車でこけ、少々脛を擦りむいてしまった。いつのまにか絆創膏が進歩し、傷口パッドなるもののおかげで治り掛けの傷口からガーゼを無理やり剥がすSMプレーはやらずに済むようになった。が、粘着テープで脛毛を抜くのは結構な痛みを伴う。

P=メイルの作品で、フランスのサイクリストは擦過傷治療のため脛毛をあらかじめ剃っているという話を読んだことがあった。そうか、この手があったと、全部剃るのはみっともないので取り敢えず傷口の周りだけを剃る。おかげで絆創膏の交換は快適になり、あれから痛み知らずである。

ひっくり返った理由がみっともないのだ。公園内のゆるい坂道を登ろうとギアを落とした所、チェーンが噛み込みを起こしてその場でコケた(笑)。子供の頃から急停止時であっても、右足を跳ね上げ両足で降りる癖を付けたのがいけなかった。左足をペダル上で踏ん張り、右足を跳ね上げて左に着地するはずだったのに・・・右に傾いてしまった。咄嗟に付けばいい右足は左に来ており・・・そのまま、右側へ無抵抗でコケる(笑)。

跨ったまま左右の足を両側に着く、いわゆるオバサンSTOPをすればいいのだが、ガキの頃から、そーゆー止め方はした事がない。一つには昔の自転車はフレームが大きな平行四辺形をしており、トップチューブ(サドル下とヘッドパイプをつなぐチューブ)はかなり高い位置に地面と平行して通っていた。これで跨ったまま子供が両足を突くと男性にしか判らない痛みが頭のてっぺんまで走ることになる。

ということでガキの頃は難なく出来たブレーキをかけながら左に素早く降りる方法をずっと続けてきた。おかげで15年程前、自転車で走行中に車輪下へ突然アホなニャンコが潜り込もうとした時もそーやって止まり、ニャンコは無事に逃げ去った。(こっちはウインドブレーカーの穴をフェリックスのワッペンで誤魔化す羽目に)

もはや素早さに期待できる歳ではない。有難い事にオフロード系の自転車はフレームが小型化されトップチューブも低い位置に付くようになった。遠慮がちに足が長いぼーずでも余裕でまたげるようになっている。あとは咄嗟のオバサンSTOPが出来るか否かの問題だ。

皆さんにお願いがある。もし貴方が和光樹林公園で、膝にドでかい絆創膏を貼ったデブのおやぢが自転車でStop & Goを繰り返すとこを見ても不審に思ったり、警察に通報するのはやめて欲しい。温かく見守って頂きたい。
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