とは言え、前者の通という奴らは見たくない。これ見よがしに箸を揺すらせ水切りをしたり、『つゆはほんのちょっとだけ付けてたぐるべし』等と蕎麦屋で吹く奴らを見るとケッとなる。真っ当な蕎麦屋なら水切り位しっかりして来いよ。どっぷり浸けてもしょっぱくない汁を出さんかいと心の中で呟く。
そこへ行くと煎餅は気楽でいい。今、気に入っているのは、浦和の『手焼きせんべい三代目満作』と草加の『豊納源兵衛』だ。前者はやや小振りで7枚入り。後者はもう少し大き目と大判の2種類がある。胡麻やザラメ味もあるが、買うのは醤油味のみだ。↓ この袋でどちらも600円。CPから言うと源兵衛かな?また、大判は1枚ずつ包装されており、湿気難くなっている
どちらも味付けは生醤油のみ。これが嬉しい。砂糖にしても味の素にしても使えばその分コストが上がる、なのにどうして醤油だけの煎餅を焼かないのだろう。探してもなかなか無いんだよな。見つけるのにどれだけ手間取ったか。
だいたい、真面目に作った醤油にはアミノ酸がたっぷりと含まれている。わざわざ後口に残るほど味の素を入れる必要はない。あるとすれば真っ当でない塩辛いだけの醤油を使うからだろう。
ところでお勧めのこれらだが、双方とも駅から少し離れている上、一方通行の道に面した店なので車で行くと手間である。僕はバイクで行くことが多い。気を付けなければいけないことがひとつ。満作はその日に売る分だけを焼くので、余り早く行くと焼き立てでまだ温かいから包めませんと言って断られる時がある。電話をしてから行った方が無難かも。
関東の煎餅だが不思議と京番茶に合う。京番茶のスモーキーな香りと醤油の素朴な味が合うのだろうか。是非一度お試し下され。
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