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賞味期限(その1)

前にここに書いたかもしれないが『賞味期限』という漫画を見た覚えがある。会議室に集められた社員30名が1日前から30日前まで、それぞれ製造日の違う製品を試食している。作って日の浅いものが当たればラッキー、中には変色し悪臭漂うものを必死で食べ、そのまま倒れるものもいる。場面は変わり、若い女性の会話になる。一人が『賞味期限ってどう決めるのかな』という問いを発すると、もう一人が『単なる気休めよ』と答えるのがオチであった。

確かにメーカーの苦労なんざ、消費者の皆さんには判ってもらえないと思うことがある。ペダル付きの原チャリがあるが、当然ながらペダルの耐久走行もやらなくてはならない。ペダルを回してエンジンをかけ、止めては始動を繰り返す。これだけならいいのだが、うちの内規には『テストコースを走行する場合、安全のため皮ツナギを着用のこと』という奴があるのだ。

あるテストライダーは夏のさなか炎天下で皮ツナギを着、重いペダルを踏んではエンジンをかける羽目になった。毎日新しいバイクに乗って金もらって・・テストライダーはいい商売。そうおちょくったぼーずはもう少しでクランクシャフトをぶつけられる所だった。皮ツナギ、汗がしみると臭いんだな(笑)

食べ物を扱う商売はもっと大変だと思っていたのだが、まぁ、出る出る。毎日どこかの不祥事が新聞を賑わせている。一つ言えるのが体を壊すようなもんを売った、これは論外だ。中国では賄賂をもらっていい加減な食品を許可した役人が死刑になった。そこまでするかと思ったら、その食品を食べて子供が何人も亡くなったと言う。死刑の是非はともかく重罪であることは確かだ。

日本のそこまでひどくない場合、内部告発を全て鵜呑みにしていいのかなと思ってしまう。雪印の事件は実際に体を壊した人がいた。チョコレートや赤福で腹を壊した人はいたのだろうか?偽りの表示はあってはならない。が、『弊社のアンはコクを出すため、毎日熟成した?(期限切れ間際の)アンコを少しずつ加えています』と書いたらどうなるのだろう。ウナギや焼き鳥のタレが良くてアンコは駄目と言いにくいのではないか?

断っておくがぼーずは彼らを弁護するわけではない。大手のクリスマスケーキが解凍品であると買った人の何%が知っていただろう。説明ははっきり書けと言いたい。その上で判断は食う方にさせろと言っているのだ

ここへ続く
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