philadelphus

この花を知るきっかけになったのは、以前働いていたサロンのクライアントIさんから頂いた花束だった。

これ，今うちの庭で咲いてる花たちよ～と持ってきてくださった花々は
私の大好きな花ばかりだった。

いつもガーデニングのアドバイスをくださったりして、
今となってはもうお会いできないので寂しいが（私がそのサロンを辞めてしまったので)、庭に出ていちじくの木を見る度にIさんを思い出す。
なぜならその木は彼女から頂いたものだから。
だから大切に大切に育てている。

話がそれた。

その花束の中に、一際私の鼻腔を刺激するものがあった。
それがphiladelphus(フィラデルファス）だった。

日本では梅花空木と呼ばれるらしい。


花は白く可憐でかわいらしく、オレンジの花に似た甘く愛しい香り。

もう一目で”これ絶対うちの庭に欲しい！”と思ったほど。
それが去年の5月。

Iさんがくださった物と全く同じものではないが、私が選んだ品種は
Manteau D'Hermine
英国議会の上院がまとうこれらしい。

名前はどうでもいいので笑
将来大きく育って（まだ私の膝くらいの丈）夏の庭でたくさん幸せな香りを放ってほしい、そしてその中で食べる朝食を既に夢見ている私。


緑と白のコントラストが気持ちいいね。