アンパンマンの原作者、やなせたかしさんがお亡くなりになった。
日本に暮らしていて、知らない人は数少ないだろう。
特に子どもと関わる身であれば、すごくお世話になっている。
私が初めてアンパンマンと出会ったのは、幼稚園のとき。
月々配布される絵本シリーズの中のひとつだった。
調べてみると、キンダ―おはなしえほんの中の一冊。
あ~微かな記憶が蘇る10月号だったような。。。。
これが、アンパンマンが世にはじめて絵本として登場したものだったようだ。
月々違う作家の違うお話の絵本が配られるわけだけど、
その「あんぱんまん」の絵本は、もう私の中ではダントツ面白かった
アニメになったアンパンマンより、ストーリー展開が随分シュールだし、
色調もずっとパン色っていうか(笑)、、、夕焼け色なんです。
だけどね、その本だけは何回も読んだし、
大人になるまで捨てずに持っていた。(度重なる引っ越しのどこかで捨てちゃったのかなあ)
当時は子供向きじゃない!って酷評うけつつの出版だったらしいのですが、
私と同じように、子どもにはとても魅力的だったみたいで、
その後、徐々に、シリーズが絵本化され、その後アニメにもなり、
超メジャーキャラクターとなるのですが。
あの、夕焼け色の、あんぱんまん。
あれが、あたしのあんぱんまん
絶対わたしの脳ミソの0.何パーセントかは、あのときもらったあんぱんで出来ている
偉大な作家さんでした。
心より、ご冥福を申し上げます。