カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

毎日新聞 女の気持ちの投稿欄 「新聞さん」 (2018.9.1 付)

2018年09月10日 | その他
大阪堺市78歳 女性の投稿

午後3時近くになると夕刊配達のバイクの音が聞こえてくるが、30年前に建てられたこの一画9軒の家々で、それぞれ違う新聞の配達員さんが訪れていたが、 今や我が家を含めて3軒しか新聞は配達されていない。
情報手段が増え新聞を読まなくても、 大抵の情報は得られる。しかし紙面でなくては得られない感情や見識があるだろうにと、新聞好きの私には考えられない。
朝起きて玄関に直行し新聞を取り入れる。 一人暮らしの私は誰に遠慮することもないので、テーブルに新聞を広げ朝食のトーストを食べながら1時間近く新聞さんと会話をしながら一日が始まる。
先ずはテレビ欄を見て、大して見る番組もないのにゆっくりと出演者らをチェックし、社会面から逆に読み進み最後に一面の「余禄」を読み「ふ~ん」とか「なるほど」とか独り言をつぶやくのだ。
休刊日は新聞さんはお休みだ。仕方がないので前日の新聞を広げて素通りしていた記事を拾い読みする。また書籍の広告を見て図書館へ行った時のためにメモを取る。休刊日も新聞さんで一日が始まる。

同年代の女性で新聞に対しての考え方がとてもよく似ていたので、驚いたのと同時に嬉しくなりました。今日10日は新聞休刊日で朝刊がありませんでしたが、その過ごし方までそっくりで思わず顔がほころびました。