カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

大阪あそ歩 2

2014年06月12日 | 写真
大阪あそ歩には、大阪市内を歩く通常の「まち歩き」コースと、遊ぶ要素の多い「まち遊び」プログラムとがあります。まち遊びには、ハルカス展望台から夕陽をのぞむ、端唄・どどいつの超入門手習い、今回私が参加した、川中家訪問と屋敷林遊びなど幾つかありましたが、春季は終了しました。
大和川の付け替えを成し遂げた中甚兵衛は、江戸時代河内の国今米村(現在の東大阪市今米)の庄屋の次男として生まれました。甚兵衛の生まれ育った家は現在残っていませんが、兄の大坂夷橋北詰堺屋の養子となった善右衛門の川中家が残っています。川中家には付け替え時の大和川の周りの様子を描いた「河内扇」や幕府の役人と甚兵衛を描いた「大和川付替成就御礼之図」等が残っています。川中家の屋敷林の内約5000㎡が、昭和59年(1984)大阪府による緑地保全地区の第1号に指定されました。(今米緑地保全会資料他より)

6月1日正午近鉄けいはんな線吉田駅集合でしたが、初めて利用した路線で初めて降り立った駅でした。
今米公園の中甚兵衛に付いての案内板



今米公園の中甚兵衛記念碑



川中家屋敷林入り口 (ガイドさんが、虫除けスプレーを用意して下さいました!!)





河内扇と大和川付替成就御礼之図(レプリカ)



屋敷林散策に出発です



建物を中心にして東西に落葉樹が多く、南北には常緑樹の多い常落混交林ですが、最近は西側の竹林が年を追って面積を広げているようです。
竹林にはあちこちに竹の子が‥後で美味しく頂きました。













屋敷林のマンション7階からの眺めです。



お楽しみタイムです。残念ながら私はアルコールは駄目ですが、竹の子は沢山美味しく頂きました。珍しい体験が出来た楽しい半日でした。
江戸時代に大和川付け替えに、その生涯を捧げた河内平野の開拓者、中甚兵衛の生地でもあります。自然環境と歴史環境を合わせて一体的に保全し、先人の遺産をより一層充実した郷土の緑として、ランドマークとしても維持していきたいものと願っています。(今米緑地保全会 川中)













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