宮古島でも17件も！

全国各地で大雨の被害が続いているようですね
宮古島も連日...雷雨をともなう大雨が続いてます
まだプレハブ暮らしの学校では...
その雨音の凄さにビックリです
皆さんの地域ではいかがですかぁ

さてさて...
去る６月１４日（日）の『宮古新報』（11）記事を見て驚きました

宮古島市で昨年度“高齢者虐待”で相談を受けた件数が17件もあるとのこと...
人情の島宮古島でも
こんなに多くの高齢者虐待があるのか...

虐待の状況は...
「暴言を吐く」「脅す」などの心理的虐待（11件）
「物を投げる」「叩く」などの身体的虐待（７件）
「介護や世話の放棄や放任」（２件）...
もちろん複雑に絡んでの虐待もあり相談を受けただけでも総計17件に及ぶという
相談したくてもできない状況があることを考えると相当数になるであろう

相談通報では...本人や家族、親族そして警察などですが...
２年前だと“介護支援専門員”“事業所職員”からの相談が多く
昨年度は...地域住民や民生委員からの相談が多かったという

本人からはなかなか言いにくい事情があり
家族や親族からの通報もしにくい状況で...
介護支援専門家からの相談が圧倒的

虐待を受けた高齢者は男性が６人に対して...女性が１１人
弱い高齢者に...さらに弱い女性が虐待を受けていることになる

年齢は70代（７人）80代（８人）90代でも２人いたと言う
その内...要介護未申請の方が８件もあり...なんと半数に及ぶ
つまり...介護支援も受けず、家族や身内の介護（疲れ）から虐待が起きてることが多い

虐待者は...
息子が９件で、ほとんどは実の息子からの虐待が多い
次で...娘、夫、孫の順になっているということです

実の息子や娘から虐待を受ける親の気持ちはたまったものじゃないだろう
“介護疲れ”から人間的心理も破壊し...
もっとも大切にしなければならない親を虐待するほど...精神状態は異常になる
とっても恐ろしいことです

偉そうなこと言っている自分ですが...
もし、両親が倒れ寝たきりになり面倒を診ることになったらと考えると...
とても無理な話で...
毎日、仕事でクタクタになり帰ってきて...それから介護をできるか
と言われたら...とてもとても無理です
今の自分の体調を管理するだけで精一杯状況で...
ましてや僕が仕事へ行ってる間の介護を考えると...仕事も手に付かないだろう

そういう状況では...家族や兄弟が団結して...と願うが...
色々な制約も考えると...
やっぱり介護ヘルパーさんの協力を願うだろう

これからの世の中...
介護専門職の方々の働きが重要になってくると思う

高齢者虐待だけはなくしたい
高齢者虐待があってはならない...そう願いたい

そういう社会にしなければならないと思います

現在、教育に携わってますが...
教育の方向性も変えなければならないんじゃないかと...最近思います
確かに...学力を向上させることも大事で
特に、教育に携わる者として真剣に考えなければなりませんが...
高齢者の方々を大切にする教育
道徳的な...奉仕的活動的な点に...もっともっと力を入れるべきでは
そう思います



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