幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

白磁

2020-06-11 12:32:27 | 日記
湯呑の最初に白磁を作ることを決めた。
磁器の粘土は粘りが乏しいので,厚めに作らないと言えない。
磁器は薄手であるが、厚めにろくろで水引きをして、あと削って形を作る。
陶器の粘土で作品を作っている人には磁器は難しい。
自分がいいと思う理想の作品のイメージがあるので、思うように作れない。

現寸図

2020-06-08 09:41:31 | 日記
姫谷焼の伝世品の現寸図を描いている。
姫谷焼の色絵皿などはすべて型作りなので、制作する前に相当検討していると思われる。
大まかな寸法は決まっていると思われるが、微調整な寸法は作りながら決めていると思われる。

聴竹居

2020-06-07 22:34:25 | 日記
聴竹居を見にいきたいと思いつつ、コロナウィルスで行けずじまい。
聴竹居の本を見て、姫谷焼をどう作るか勉強している。
環境と共生の住宅である。
どんな陶器が室内にあるか興味がある。
白磁や染付の陶器がインテリアになっている。

現代の姫谷焼

2020-06-07 21:10:53 | 日記
江戸時代初期の姫谷焼は色絵磁器でしたが、現代の姫谷焼はどうすればいいか悩ましい限りです。
私にもよくわからないのです。
福山市出身の建築家藤井厚二さんが生きていたら、おそらく色絵はしないだろう。
藤井さんの陶器を見ると、白磁と染付はあるが色絵は一切ない。
まずは白磁の姫谷焼を作るべきと結論に至った。
藤井厚二さんと富本憲吉は同じ年で、どちらも大金持ちの息子である。
福山の風土から云うと、九谷とは違う。