秘密基地

私のおすすめ~♪ & 2022年初版児童書と2023年初版絵本

先日、紹介した絵本「かぜがつよいひ」の作者の方の作品だったので
リクエストして届いた作品

児童書「エツコさん」

著: 昼田 弥子 光用千春
絵: 光用千春
アリス館
2022年12月27日

文字が大きくて、行間もあいていて
とても目の悪い気まぐれには
やさしい作品です(笑

6つのおはなしになっています
エツコさんは、78歳のおばあさんで
中村さんのおばあちゃんで
昔、学校の先生で、みどりのおばさんもしていたようです
悲しいけど、エツコさんは
どうやら認知症のようで、お散歩というより
徘徊に近い様子も見受けられます

鈴のついたお守りをバッグにつけて
そのお守りの中には・・・
その秘密を知るのは、孫の真名ちゃんでないところも興味深いところ
とか
引っ越ししてきたばっかりの樹(たつき)の
立ち寄ったコンビニの店長さんはー
あ、そうなんだ

とか
あぺとぺだったり、しっかり先生になっちゃうところとか
それでも、エツコさんと関わった人は
何かしら、心に温かいモノ、忘れていたモノ等を
感じるのです
って、読み手が勝手に感じるというのでしょうか

認知症だけでなく「幼児期健忘」!!という
「記憶」の欠如についても教えてくれます

2話くらいまで、中学年向け?と思ったけど
内容のつながりとか
友達の関わりとか
家族関係とか
いろいろなことを深く考えさせてくれ
理解できるのは、やはり高学年でしょうか

エツコさんは、まだら認知症なのかな・・・
ご本人目線がなんとも、興味深い表現の仕方で
こういうふうに感じて、生活しているのかな?
とか
家族、周囲の人たちは、どうしてあげれば
本人にとって、生活しやすいのかな
とか
考えさせられます

作者さんの温かいまなざしに、拍手であります

「老い」?のテーマに対しての
こちらは、「生」であります

「やぎのタミエはおかあさん」

作:すけのあずさ  
BL出版  
2023年03月15日初版
1,650円 

気まぐれは、ヤギさんの瞳が四角で
ちょっと何を考えているか分からないーというところが
苦手です(笑
アニメのほうの「アルプスの少女ハイジ」のユキちゃんは
かわいいかな・・・と思うけど
でも、このタミエの自分をもっているところ
おかあさんになって、表情がやさしくなるところは
好きかも(笑
実体験のようですよ

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