秘密基地

私のおすすめ~♪ 2024初版絵ぶんこシリーズ

このシリーズ、以前にも書きましたが
絵の担当者が毎回違います
その方の雰囲気の絵が、内容にぴったりだと
気まぐれも思います
編集者さん?のセンスのよさなのでしょうか
コーディネート力?というのでしょうか

って、まずは、安房さんのおはなし、作品が
やっぱりすばらしいからなんでしょうね(しみじみ
昭和のちょっとまだ貧しかった頃?の雰囲気ながら
経済的な豊さはなくても
心の豊かさというのでしょうか

安房直子 絵ぶんこシリーズ
全て
著:安房 直子  
あすなろ書房  
1,650円

今は、ボトルを押して泡が出てくる便利な手洗い石鹸もありますが
ちょっと昔は、汚れが落ちればいい固形石鹸ーみたいな(笑
野ばらのような石鹸の香りが香ってくるような
そんなおはなしです
小さい谷間の村の雑貨屋さんのおばあさん
お話をつくってるの?
うそをついてるの?
年老いて、ボケちゃってるの?
淋しから?かまってほしいから?
と、初めは思いますが・・・
村の人は、責めたりしないのは
お店が1軒しかないからなのかな?
もしかして、戦争とかで家族が亡くなったのかな?
年寄に対する、地域の寄り添い方、思いやりもあるのかな・・・
そういう時代背景も加味して考えてしまいます

「(4) 遠い野ばらの村」

絵:高橋 和枝  
2024年06月03日初版

あれ?
おでんの屋台の名前だったっけ???
気まぐれ「きつねの窓」とごっちゃになってるかも💦
読み返して・・・
こういうお話でしたっけ・・・
「(4) 遠い野ばらの村」もこの
「(5) 雪窓」も、たぬきさんが活躍しますよ

「(5) 雪窓」

絵: 長谷川 あかり
2024年06月11日初版

2つおはなしです
「ひぐれのお客」は、真っ黒いマントを羽織った
エメラルド色の目の真っ黒いねこさんです
「日暮れ」というか、例の「黄昏時」ですよ
「色」について、「赤」でも、いろいろあります
その説明の仕方が、なんとも生活に密着しているんです

「初雪のふる日」は、うさぎさんが出てきます
たくさんうさぎさんが出てきますが・・・

石けりの、片足・片足・両足・片足・・・
って、「ケン・ケン・パー」のことじゃない?
うわぁ~楽しそう~

と、思ってはいけないのです
ちょっとびっくりの展開になります

おばあちゃんの知恵、おはなしをちゃ~んと聞いていたんだね
思い出して、実行して、草花!?に助けられて・・・という
短いおはなしながら
ちょっと教訓じみているようなところもありますが
それ以上に、季節の変わり目の不思議さみたいな感覚を
リズムある歌、おまじないのような
こんなふうなおはなしにするって、すごい感性!と
思うのでした

「(6) ひぐれのお客・初雪のふる日」

絵: 松村真依子
2024年07月05日初版
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