同じ本でも、自分が出逢った小さい頃、小学生の頃
と
子育ての頃、その後ーでは感じ方が違ったり
ということは、周知のことですが
先日、リハビリの時に気まぐれが持参した
幼年童話を見た本好きの先生が
「絵がかわいらしいですね
絵本ではなくて、児童書?なんですか?」とのこと
「幼年童話 のようですよ
絵本から、児童書に移る、移行期に
読んでもらうから、ひとり読み、自分で読める!って
思える作品で
文章ばっかりではなくて
文字も大きくて、絵も毎ページ描かれているような
年長さんから小学1年生位が対象かな」
と、言いますと
「あ~、私の小さい頃は
『かにばあさん』シリーズとかありました
そういう感じですかね?
も~超~大好きで
あと、『こまったさん』のシリーズ」とのこと
「こまったさん」シリーズは、あの食べもののだな
「こまったさんのスパゲティ」
作: 寺村 輝夫
絵: 岡本 颯子
あかね書房
1982年07月初版
990円
とは、すぐにわかったのですが
「かにばあさん」は知らない・・・
全く、知らない・・・
そうしたら、昨日
「『かに』じゃなくて、『かぎばあさん』ですよ(大笑」とのこと
超~笑われたけど
「ふしぎなかぎばあさん」
1976年12月20日初版
こっちは、文庫版で、1979年10月初版
作: 手島 悠介
画: 岡本 颯子
岩崎書店
あ・・・
息子の小学校の図書室にあったかも・・・
その「こまったさん」シリーズの絵と似ている
タマネギ頭の白髪のおばあさんの絵を思い出した
でも、気まぐれは、読んでないな・・・
今、確認(笑
1970年代の作品で
「かぎっこ」からか・・・
で、かぎばあさんは、紙芝居を読んでくれるんだ!!
へぇ~
日本児童文芸家協会賞受賞作品だって
なになに・・・
でも、かぎばあさんは、「お話の世界」の人
こういう人は現実にはいないからーという説明を
小さいお友達には、しなくてはいけないーか・・・
作品が喜ばれた時代と
今は、社会的な環境
子どもを取り巻く環境の変化も
かなり違いますものね
息の長い作品って、こういうこともクリアされているって
ことなんですね
リハの先生は
偉人伝も好きで「キューリー夫人」「ナイチンゲール」とか
読んでいたんだそうです
あとね、ピアノも習っていて
音楽関係の偉人伝とか
楽典?なんかを読んでたんですってよ
その作曲家のイメージとか、そのときに社会的背景とか
想像して
曲を弾くときに、イメージをふくらませて
って、先生のおうちにある本を勧められて
「殆ど読んだのは、あなたぐらい!」って
びっくりされたくらい、本当に本の虫だったようです
たいしたもんだ!
「赤毛のアン」の話が始まると、止まらない(笑
気まぐれ、お手上げ~(笑
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