哲学堂公園をぶらぶらしていると、気になるテントを発見。
酒処哲学堂。
酒屋さんが量り売りしてくれているようです。花見シーズンが近いからパイロット企画かしら。
すごい種類。
「白隠正宗なら燗にできま~す」と店員さん。
日本酒古来の製法とは試してみねばと注文。
へーえ、色が濃~い。
落語の「長屋の花見」で、大家さんが番茶を水で薄めて酒に見立て「いい色だろ?」と店子に問う場面があります。
どぶろくは白濁してるし清酒は無色透明だしはて?と疑問に思っていたのですが、古来の日本酒はこの薄い番茶色だったのかと氷塊。
で、一口。
うん美味しい。
癖の強いガツンといった口当たりですが、「長屋の花見」で店子達が切望したお酒の味がこれかと思うと感慨もひとしおです。
来週からの花見シーズン本番、どのお酒を携え桜を愛でようかなんてあれこれ想いを馳せたプレ花見タイムでした!