うーん、美味しいですね。
味噌ラーメン。
縮れ麺に絡む味噌の香りと旨味、もやしと合わせてたっぷり栄養の満足感、誰からも好かれる極めて完成度の高い料理だと思います。
この味噌ラーメンというメニューは、スイスの食品メーカー・マギー社社長の一言が誕生のきっかけとなりました。
「日本人は料理にもっと味噌を活かすべきだ。」
それを読んだ札幌の食堂店主が試行錯誤を重ね、1963年に味噌ラーメンが正式メニューとして登場します。
その2年後に東京・大阪高島屋の物産展で紹介されて大評判を呼び、3年後の1968年には「サッポロ一番みそラーメン」が発売、瞬く間に「味噌ラーメン」は全国区の定番メニューとして定着しました。
スイスで発っせられた何気ない一言が、札幌で一人の男の心をとらえ日本に不動の定番料理をもたらしたという奇跡。
味噌ラーメンを食べると、なにやら言葉って不思議だなあと思います。
それがそんな昔に、味噌ラーメンにそのような誕生秘話があったとは、聞いてびっくりでした。
私もこれからは、味噌ラーメンを食べる度に、言葉の不思議を思い出すことになりそうです(^_-)-☆
こんにちは!
確かに日本で当たり前に接していると、価値の高さに気づかないことって多いかもですね。
そういえば以前テレビでフランスの若者が「ワインなんて古臭くてダサいから飲まないっす。これからはビールっすよ!」なんて言ってたのを思い出しました。国内にいると自国文化に鈍感になってしまうのは万国共通なのかもですね。
雑誌で見かけた一言を見て、全国から様々な味噌を取り寄せ試行錯誤して味噌ラーメンを生み出した職人魂。有り難いなあと思います。