美味しいですねえ。
牛かつ。
ほんのり火が通ったレアーな牛肉をサクサク衣が包み、絶妙な美味しいさ。
ここにわさび醤油やおろしポン酢をつけて食べると、さっぱり風味が肉の旨味を引き立て桃源郷の美味しさに昇華します。
ステーキはどんなにレアーでもどうしても表面が焼けてしまいますが、牛かつは肉を100%レアーで味わえるのがいいですね。
ビーフカツレツは明治初頭から洋食店で提供されており、ビフカツなんて呼ばれてきました。
後発の豚カツがメジャー化するのに従ってマイナー化し、大阪など一部地域で好まれるご当地料理的存在となります。
十分に火を通しデミグラスソースやウスターソースをかけて食されてきたビフカツでしたが、東京で革命が起こります。
1972年西新橋にオープンした「びふかつ みその」、1996年開業の「新ばし 牛かつ おか田」など、厚切り・レアー・和風のいわゆる「牛かつ」の登場です。
この牛かつ、しばらくは知る人ぞ知る名物料理的な存在だったのですが、2015年、謎の大ブレークを遂げます。
雨後のタケノコのように都内各所に牛かつ店がにょきにょうきオープンし、あっという間に東京メジャー化してしまいました。
いつでも手軽に美味しい料理が食べられる幸せ、日本って本当に素晴らしいですねなんて牛かつタイムでした!
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