ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ 旅ばなし 9回目 「そうだ、ルクセンブルグへ行こう!」

 

 ここ2、3日は、ブログをupする時間的な余裕が、もう、まったくなかった。
 なにやらかにやら、切羽詰まったことが目白押し、ってやつ。
 
 それで、ふと、気付いた。(ま、いわば、明らかに現実逃避?)
 私は、ルクセンブルグへ行ったことがない!と。
 
 勿論、地球儀や世界地図を眺めると、殆ど、行ったことがない国ばっかりだ。
 だけど、ルクセンブルグには行こうと思えば、行けた機会は何度もあったのに、なんとなく行かなかった。
 なぜだろう?
 あらためて、考えてみても、多分、これと言った理由はないなぁ。旅程の時間的な問題かな。
 
 で、一生懸命、本棚を探したら、『地球の歩き方』を見つけた。
 私の旅は、セレブの優雅な旅行ではなく、すべてが自己努力のエコノミーな旅だ。そんな私に訳に立つのは、ipad に、まぁ、この13年14年版の『地球の歩き方』。(16年版と内容は殆ど変化はあるまい!)

 ipad で、さっそく以前に行った時、ダウンロードしたユーレイルパスの時刻表を確認。


 ただここのところ、テロや難民問題で、パスポートコントロールが、私のような個人の旅人に妙に厳しいのだ。あーだこーだ、ほぼ、たいした意味もない質問をしてくる。ツァーの団体の人たちが、一瞬、恨めしくなるぐらいだ。それが面倒臭くなって、当分は、ヨーロッパは、行かないかなぁーと思っていたのだった。
 しかし、だ、たかが、3分か、長くて5分程度のやり取りだ。そして威圧的な係官の指先1本で、行けと合図されることに、チョーむかつくが、それにさえ耐えれば、その後には、楽しい「車窓の旅」とか「路面電車の旅」なんかが、待っているわけです。

 と、我が内なる世界で、昼寝をしていた楽天性がにょきにょき、目覚めてくるのであります。
 そうなると、早々に、エアを調べたくなる。
 スキポール⇔成田往復で、KLMだと、10万ちょっと。
 う~む、よだれがでるわ~。
 ベネルクス+ドイツの、ユーレイルパスの価格まで調べ、€のレートまで調べちゃって。
 
 次はホテルかな、なんて、booking.com にアクセスしようとしている自分が! 
 チョー危ない、危ない。
 まずは、チョイ、冷静になろう!!
 
 
 
 

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