ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 映画『ポトフ 美食家と料理人』

夫と映画『ポトフ 美食家と料理人』を観てきました。

『ポトフ 美食家と料理人』本予告

映画館は、シアターキノ。
夏に、やっぱり夫と観た『福田村事件』以来。
『福田村事件』とは、客層がまったく違って、今回はお洒落な感じの女性客が多かったです。

映画は、予告編にあるように、19世紀後半、フランスの田舎が舞台。
鳥の囀り、光射す森、真鍮の鍋に大きな鉄製のオーブンがあるキッチン、食器の音、野菜を洗う音、それらがとても美しい映像でした。

この映画、BGMがないのです。

ロケ地はロワール地方のようです。
フランスは、田舎が、ほんとうに美しい。

それと、料理の場面も、目を奪われるほど、素敵だった。



でも、正直、内容がつまらない映画でした。
いわゆる、人が描けていない、ということだったと思う。

予告編が、素晴らしすぎです😂 

邦題タイトルも凡庸で、原題はなんだったんだろうと調べてみたら、
『LA PASSION DE DODIN BOUFFANT  』です。

私はフランス語はまったく分かりませんが、字面をじっと眺めると、PASSION パッションで、DODIN BOUFFANT は、ドディン・ブファンは名前だってわかるから、ほぼ原題の意味は、「ドディン・ブファンの情熱」だと理解できました。

やっぱり原題の方が、映画の内容にあっているように思いました。







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