ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◆ フレンチバスク・バイヨンヌの絵はがき  そして映画『ショコラ』

                   

 フレンチバスクのバイヨンヌの、バスク民族博物館で買った絵はがき。
 50年前とか60年前とか、それぐらいに前かな、バスクの子どもたちが、馬跳びをして遊んでいる情景。
 

 この絵はがきは、友人にお土産に差し上げたもの。
 1年以上、経った頃、お気に入りの1枚ですと綴られて、届いた。
 なんとなく嬉しい。

 この絵はがきは、私も気に入っていた1枚だった。
 今も部屋に飾ってある。


 バイヨンヌは、スペインバスクとは、気候なども違い、同じバスクでも雰囲気がちょっと違う。
 スペインバスクのバイヨンヌも、ゲッツオも、ドノスティア=サンセバスチャンも、とっても良い所だったけれど、バイヨンヌも良いところだった。
 再訪したい場所のひとつである。

 バイヨンヌは、チョコレートが初めて作られた町。



 映画『ショコラ 』- 予告編 (字幕版)
                

 この映画の雰囲気が、まるでバイヨンヌ!
 なんと、ジョニー・デップが出演していた!!

 <あらすじ>
 古くからの伝統が根付くフランスの小さな村に、ある日謎めいた母娘がやってきてショコラ・ショップを開店する。
 この母娘は、北風が吹く頃になると、町から町へと引っ越すというのだ。
 「むかし、ショコラには、赤唐辛子を入れて、薬だった」と母親が言うシーンがある。

 実際、バイヨンヌのショコラ屋さんには、必ず赤唐辛子が、魔除けのようにぶら下がっていた。

 母ヴィアンヌの客の好みにあったチョコを見分ける魔法のような力で、村人たちはチョコの虜になってしまう。
 やがて村の雰囲気も明るく開放的なものになっていくのだが……手強い権力者が現れる。
 人間にとって宗教とは、癒しとは何かが、テーマ。

 ジョニー・デップは、旅をするロマの役でこの母と娘の力になってあげる。
 ちょっとファンタジーの趣もあり、なかなか面白い映画だった。








 

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