ウルムの大聖堂。
世界一高い塔です。
そしてドナウ川。
ウルムのドナウ川は、本当に、美しい。
漁師の一角と、
言われている地区。
運河。
みんな、ビールを飲んでる。
運河、その2。
私もビール。
そして、シュパーゲルも
ホーランデーゼソースは、ゲンゲンバッハのレストランより美味しかった。
黙々と『デーミアン』を読む。
第1次世界大戦がドイツの敗戦で終わり、ヘッセは人の命、魂、が変わってしまったという。
人の命、魂が、神の意志によるものから、人間の意志によるものに変わってしまったというのである。
ヘッセは、自らの裡から迸る思いのそのままに生きようとしただけなのに、それがなにゆえ、このように困難なのかと、綴る。
ふと、後藤竜二の『風景』という作品を思い出す。
この作品が出版された時、後藤さんは、60を過ぎて、ようやく書けることもある、と言っていた。
ヘッセにとって『デーミアン』は特異な作品だと酒寄進一は分析する。
ヘッセも第1次世界大戦が、終わり、40歳も過ぎて、ようやく書けることだったのだろう、と思った。
明日中に、エッセイは書き終わらせよう。