ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ ウルムUlm

ウルムの大聖堂。
世界一高い塔です。


そしてドナウ川。
ウルムのドナウ川は、本当に、美しい。



漁師の一角と、
言われている地区。

運河。
みんな、ビールを飲んでる。

運河、その2。


私もビール。

そして、シュパーゲルも
ホーランデーゼソースは、ゲンゲンバッハのレストランより美味しかった。

黙々と『デーミアン』を読む。
第1次世界大戦がドイツの敗戦で終わり、ヘッセは人の命、魂、が変わってしまったという。

人の命、魂が、神の意志によるものから、人間の意志によるものに変わってしまったというのである。

ヘッセは、自らの裡から迸る思いのそのままに生きようとしただけなのに、それがなにゆえ、このように困難なのかと、綴る。

ふと、後藤竜二の『風景』という作品を思い出す。
この作品が出版された時、後藤さんは、60を過ぎて、ようやく書けることもある、と言っていた。

ヘッセにとって『デーミアン』は特異な作品だと酒寄進一は分析する。
ヘッセも第1次世界大戦が、終わり、40歳も過ぎて、ようやく書けることだったのだろう、と思った。

明日中に、エッセイは書き終わらせよう。







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