ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ リューベックLübeck から、キールKiel 経由 フーズム Husum へ

 駅へ向かうついでに、リューベックのアルトシュッタットを少々探訪。

              


              


                   


 北の町にアンペルマンが!  


 嬉しくなってもう1枚。    


 リューベックLübeck Hbf(中央駅) 

 リューベックから、フーズム Husum へ行くためには、バルト海キール経由と内陸ハンブルグ経由があるのだが、私は迷うことなくキール経由にした。
 ハンブルグの、ざわついてどでかい駅にも行きたくなかったし、なによりもバルト海が見たかったし、Uボートの基地も見ておきたかった。

 
 キールKiel 駅。 
 キール駅は岸壁に隣接している。
 汐の匂いが懐かしい。
 35℃越えも珍しくなかったドイツの旅で、初めて涼しいというか、太陽がない空!

               
 キール港は、バルト海に面した、ナチドイツ海軍、Uボート(潜水艦)基地だった場所。
 


               


   


              


              


              

 ドイツ海軍記念館に展示のUボート。 
 私の旅も、もう終わりに近づいているなぁと、そんなことを思いながら眺めたU995……。

 『U-ボート』という映画がある。
 ソナー音が、耳の奥になのか、脳のヒダの隅になのか、ずっと残っている。
 この映画も、悲惨、残酷……。
  戦争というものは、悲惨や残酷以外のなにものもうみださないんだけれど……。


 キールKiel 駅構内。 


  駅舎ホームの奥は港湾。 


 北海に面したフーズム Husum 行きの電車。  


 ドイツの北の地。
 デンマークとの国境とも言えるエリアへ行きます。 


 

 <追記>
 一人で旅をしていると、必ず「ここまで」と、つくづく思うボーダーラインがある。
 旅立つ前までは、デンマークへ行こうと思っていたが、予定を変更して Husum から、戻ることにした。

 旅は、なにかしら、旅する毎に、己のどんづまりを識る。
 それは、旅毎に、異なるのだけれども。
 

 Kiel から Husum への旅は、海も空も、北海道の日本海に面した、私が幼い時に過ごした小さな町のように、太陽の日射しもなく、夏でもうすら肌寒い町だった。同じ汐の匂いがしていた。

 良い旅だ、と思った。



 











           

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