極☆ヒロ

ヒロシの徒然なるおバカ日誌です。

近所の名医!!

2009-01-07 | ヒロシの独り言

今日、日本テレビで放送されたザ・世界仰天ニュースと言う番組内で、
真裕の掛かり付けの小児科の先生のドキュメントが紹介されると言うので
奥さんと見ておりました。

全国から多くの人が先生を頼って来ると言う事は知っていたのですが、
テレビで取り上げらぐらいだから想像を絶する名医なんだろうなぁ
と思って見ておりました。

先生のドキュメントは11歳の女の子の卵巣ガンの話でした。
奇跡の大手術と言う副題も掲げられていたので、
無事元気になるんだろうなぁと思いながらも見ておりました。

・・・が僕は最後まで見る事は出来ませんでした。

抗がん剤治療の副作用等のシーンが今まで僕が避けていた、
心の中に閉ざしていたものを一気にフラッシュバックさせてしまいました。

脳に電流でも流れた如くね・・・

今まで、『最後は助かるパッピーエンドな話』と分かっていても
この手の番組は避けておりました。
治るまでの過程、発病から治療、そして病人を取り巻く家族のシーンが
どうにも耐えられないんです。

どうしても白血病で苦しんだ母と肝臓ガンで苦しんだ父と、
うちら妹弟と重なって思い出してしまうから。

母の死からもう7年、父の死からは5年経っていますが、
未だにあの当時の事を思い出すと強い悲しみと恐怖に襲われます。

今日も抗がん剤の副作用の再現シーンで、女の子が嘔吐してるシーンや
髪の毛が抜けてしまったので頭にバンダナを巻いてるのを見ただけで、
母の事を鮮明に思い出してしまい番組が見れなくなってしまいました。

いつの日か母と同じ白血病で苦しんでる人や、
その家族に何か為や助けになる事を伝えたい
と思っていても、当本人の僕がこんな状態ではきっと無理かもなって思います。

決して忘れたくない、たがらと言って平然にもなりたくない。

そんな葛藤よりも先に、悲しみと恐怖の方が先行してしまいます。

僕がまだ未熟だからだろうか?
いつの日が出来るのだろうか?
正直自信も無いし分かりません。

でも今日の事で改めて亡き両親を偲ぶ良いきっかけになったと思います。

最近は両親の誕生日や結婚記念日に命日、
そして新年と断片的にしか御線香をあげていなかったので、
前のように細めにやらないとなぁ。

話がかなり脱線しましたが、奥さんは最後まで見て感動しておりました。

病気にだけでなく、病気になった人の将来の事も考えた治療。
病気を治すたげでも凄いのにね。

そういえば今まで真裕が病気になった時も、
まずは真裕の体の事を第一に考えての治療方法だったなぁ。

たまたま真裕が産まれてから、近所に小児科が出来たと言う縁で通っていたけど、
素晴らしい名医が近くにいて診てもらえるなんて、
親としては有難いし、心強いです。

なるべく先生に診てもらわないように、
真裕も千裕も元気に逞しく育って欲しいもんですがね。