今日は母の命日。
あれから8年、歳月は経てどあの日の事は
今でも鮮明にはっきりと覚えています。
夜中に母の容態が悪化し危険な状態だと言うので病院に呼び出されました。
家族皆で急いで向かうのですが、逸る気持ちとは裏腹に
車のフロントガラスが凍っていてなかなか出発出来ず、苛立つ僕を一喝する父。
高速を飛ばし1時間、母の待つ病室へ向かうと、
うちらが来るのを待ってくれてたかのように1人ずつ僕らの顔を見て
苦しみながらも母は息を引き取りました。
僕らが来るまでちゃんと待ってくれていた母の最後の頑張りは
何事にも代えがたい最高の愛情だったと思います。
母の死を受け入れられず気が動転した事も、
あの日の病室の雰囲気や家族の表情は今後も決して忘れる事は無いでしょう。
早朝5時半ぐらいの出来事だったのですが、
命日の日には毎年何となくその時間に目が覚めてしまいます。
今日もその時間に起きてしまったのですが、
隣で寝てる奥さんや子供たちの寝顔を見ると、
淋しさも薄れ悲しみを乗り越えた今の幸せを噛み締める事が出来ました。
午前中、家族4人で雨が降る前にお墓参りに行って来ました。
いつも行く途中の車で寝てしまう千裕も今回はちゃんと起きてて
墓前で元気な姿を見せる事が出来ました。
真裕もお墓の掃除や献花を積極的に手伝ってくれたので
子供達の元気な姿を母に見せられて良かったです。