因果一如

㈱HIRO建築設計、代表者のHIROと申します。ちょっと個人的、ゆるーいけどディープな話題を書いていけたら…と思います!

24時間テレビ

2015-08-26 13:06:54 | 日記
先日、某テレビ局でやってた24時間テレビ。

すごくへそ曲がりの意見ですが見ていて違和感。・・・っていうかはっきり言えば大っ嫌いです。



障害に負けずに頑張る姿を応援するのも結構だけど、なんだか障害者を見世物化しているように感じるからです。もし、自分の家族に障害があって、あんな風な取り上げ方されたら絶対嫌だ!!

「障害者なのに頑張る」っていう姿を健常目線で「すごいよね」っていう感じ。障害者と健常者の間を埋めるのではなく、あくまでも健常者から見下ろす視線、ただの「同情」っていうお涙頂戴。それは、なんだか「健常者でよかった」って感じちゃいそうなくらい痛々しい。



もっとも募金活動やら意味あることもあるんでしょうが、豪華ゲストを迎えての出演料はどうなるのか?それについてはボランティアが当然だと考える数人の大御所は色々もめて出演しないんだとか、色々噂も!?


それに、マラソンも意味わかんない。100kmとか走るの大変だろうし、そりゃすごいけど、大勢のプロのサポートでずっと前からお膳立てされたマラソンに何の意味があるのか。ひねくれ過ぎかもしれないけど、もしトラブったら、CM中に車に乗っちゃうんじゃん?とさえ思っちゃう。そもそも、走ったから何だというのか。そのテーマ・・・つなぐ??それって・・・何だか浅くない?・・・

しかも、走った人は事前のテレビ番組から大騒ぎで取り上げられて、その後までひたすら追っかけまわして、引っ張り過ぎない?いくら視聴率至上主義、とはいえホントに視聴率取れるの?俺はその話題になったらチャンネル変えちゃうけどね。



はい、毒舌が過ぎました!・・・そんな風に思ってる俺って、すごく病んでる?荒んでる?んかな・・・って思ったらネットで同じように思ってる人、結構居るんだ。あの乙武さんも!ちょっと安心!



障害者だって普通の人。頑張るときは頑張るし、さぼるときもあるし真面目じゃない時もあるよね。障害者だから真面目でひたむきで頑張ってる、みたいな健常者から見た障害者のイメージの押しつけのようにさえ感じる。

マンガだけど、あの「スラムダンク」の井上雄彦氏が書いている車椅子バスケの「リアル」というマンガが大好きです。まだ連載中だけど、読んでいない人は、是非、一度読んでもらいたい名作です。何度読み返しても涙が出るマンガ。障害、というのをすごく考えさせられるし、表面だけにとらわれないすごーく深いテーマです。

Nテレ(あ、言っちゃった)もこういうテーマで番組作ってほしいよね。まー、嫌なら見なきゃいいんだけど。
コメント
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