オープンキャンパス

この週末、現在高校２年生の娘が、大学のオープンキャンパスに行く、というので運転手がてら家内と一緒についていきました。


まー俺にはわからない進路だし、行きたい学校に行けばいいんじゃない？・・・なんて普段から娘の進路にさほど関心なかった（って言っちゃうと怒られるけど）んだけど、こういう機会に色々聞いてみると案外面白いもんでした。

英語を生かして、空港職員を目指している娘（あ、これ言うと怒られちゃうかな・・？）ですが、やっぱそういうキャリア育成のための学問、というものは全く知らない世界。ある意味、そういう学問に触れただけでもカルチャーショックを受けました。


体験授業でのマナー・ホスピタリティー講座は、まず挨拶から。



なんやかんや、「おいおい、挨拶の仕方くらいは俺だってわかるし。」などとタカをくくっていた私ですが、なんだろう・・・やはりＣＡ出身である先生の挨拶は、姿勢、立ち振る舞い、発声、笑顔、どれをとっても優雅で、指導を受けている学生さんのものとは比較にならないくらい美しくてかっこいい！しかも、それが自然であることに関心しました。


そういえば、普段何気なく、ホテルや結婚式場などでも目にしている挨拶なのかもしれません。そういう挨拶されても何とも思ってないっていうのは、きっと皆自然にみえるからなんだろうな。たかがそれだけのことですが、改めてそのプロとしておもてなしする、というプロ意識に初めて触れた気がしました。


また、オープンキャンパスにお手伝いに来ている上級生と雑談する機会もあり、その生の声を聞いて、また感心。



彼女は、そういうマナー・ホスピタリティーの授業でも笑顔の作り方が苦手で、国内インターンシップを利用して、「自然な笑顔を作れるようになろう！」という目的をもって、なかでも一番厳しそうな東京ディズニーランドで働いていたそうです。


また、どんな職業を目指しているの？って尋ねると、「飛行機に乗ったことが無い、年老いたおばあちゃんを、プロとしておもてなししたいので、空港のグランドスタッフを目指しているんです！」って希望に満ちた、とびっきりの笑顔で答えてくれました。

ほう！いい娘やないか！！・・・面接の模範解答のような回答ではありますが、おじさんはこういうのに弱いんだよね～～！ホント頑張れ、って思っちゃいます！



うちの娘も、色んな意味で感銘を受けたようで、改めて将来の目標に意欲が湧いたようです。後数年後、ウチの娘もそんな笑顔できちんと答えられるようになるんかなぁ・・・まーちょっと不安ではありますが、ちょっと楽しみでもあります！