ご自愛ください

今日は実父の誕生日です。ちゃんとお祝いはしてないですが、ちょろっと昼に家内と一緒に実家に顔出して一緒に昼飯を食ってきました。

一緒に祝ってくれる家内にも感謝です。

親父は昭和7年（1932年）生まれなので今日で満85歳になります。親父は昔っから親父ですがそう考えると普通に相当なおじいちゃんですよね。

私が生まれたのが親父37歳のときなので、思えば小学校の頃などは他の同級生の父母よりも老いた父母を恥ずかしく思うようなこともありました。

でも、今となれば逆にそんな同級生の若かった父母のほうが先に亡くなっていたりしますから人生わからないものです。

まぁ昭和一桁の職人気質。頑固オヤジ、カミナリ親父で亭主関白で、酒豪でわからずやで、世が世ならＤＶだのパワハラだのっていわれるような親父でした。

私は私でそんな親父を反面教師にしながら一家の主の姿を模索してきましたが今では親父も丸くなって（たまには昔の片りんで頑固でめんどくさいけど）趣味の畑仕事を研究したり、もう少しすると母と二人で山菜取りとかに出かけるような普通の元気なおじいちゃんです。

何とか車の運転も今のところは大丈夫だけど、そろそろ返納も考えなきゃですよね。

いずれは介護とか大変なこともあるのかもしれませんが、おかげさまで、今のところ父もその５歳下の母も心身ともに元気で、兄弟共に介護に悩むことも無く助かっています。


ん～85歳かぁ、調べたら親父も年で言うと元都知事の石原慎太郎と一緒なんですね。まぁ、あのお方よりは親父のほうが昔の事を覚えていてしっかりしているかな！？（笑）



そうそう、昨日はそんな老いた父母のもとに「私」から電話あったらしいです。

親の誕生日を祝うのかと思いきや「私」自身が病気で声もまるで別人、今日も病院に行き病院からわざわざ電話くれたそうです。

で、次の電話あたりで手術費用とかをせびるのかな？（苦笑）



さすがに慣れたもんで、ハイハイ…って軽くあしらうことができる父母ですが、こんな詐欺電話も何度目だろ？？世の中けしからん輩が多くてホント油断も隙もない！！

皆さんも気を付けてくださいね。

つーか、老いた父母よりも自分の体を心配しろという息子…それはそれで普通にろくなもんじゃないですよねぇ（苦笑）

今ではまぁ人並みに親になった私（本人）的には子より先に逝くのが親、子は親に体の心配かけないようにしないと…肝に命じております。

自分自身、子供を見送ることになってしまうのは絶対に耐えられないので子供より先に逝くのが本命なんです。

であるが故、親に元気でいてもらうのも大事だけれど、自分自身も親の前では元気じゃないとね…って思っています。