10月7日(金)曇り
ホテルサハリンを9時出発。
目の前の海の向こうに薄っすらとみえる島はサハリンなのだろう。
ホテルサハリンの名前の由来だろう。
日本最北端の宗谷岬に向かう。
両親もこの宗谷岬の記念碑の前で写真を撮っていた。同じ地に立つ。
両親はバスで来たのだろうが、私たちはレンタカーなので自由が利く。
宗谷岬記念碑の道を挟んで向かいにある展望所に車で上ると、阿蘇山のような見渡す限り草原が広がっており、所々に牧場が見える。
白い道という看板が出ていたので、行ってみる。
見晴らしの良い草原にホタテの貝殻を敷き詰めて白く見えるが、道が悪くて所々に大きな水たまりがあるので、よけて通る。
まさか宗谷岬の上に、このようなのどかな牧場があることに驚く。
ほんとに熊本の山並みハイウェイを走っている様だ。
北海道の日本海側を南下して、今夜の宿のHOTEL・NORTH・i(ホテル・ノースアイ 077-0042留萌市海運町37-12)に向かう。
海岸線には風力発電の風車がたくさん並んでいる。
そして、主を失った家が散在している。
昔、結婚して子供を育て、学校にも通わせ、四季折々の家族の時間が流れていたのであろう建物が、記憶をなくしたまま朽ち果てている。
夕方ホテルに着き、近くのコンビニで食料と飲み物を求める。
ここは男性の浴場があり、サウナと水風呂があるので助かる。
建物も新しく清潔感があり好印象だったのだが、10時消灯後、一晩隣室から物音がして何度も目を覚ます。
歩き回ったりドアを閉めたりを一晩中していた。
多分一人で部屋の中を歩き回っている音だ。今考えても気持ちが悪い。
多分人だと思う。人の方が良い。人以外だと違った意味で怖くなる。
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