金田博美

「祖父に逢いに行く」フィリピン慰霊巡拝団に参加して
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2020年5月2日山口新聞【東流西流】間隙を縫ってのフィリピン慰霊巡拝となる

2020-05-22 11:19:08 | Weblog
会社を60歳で退職し、家の農業を継いで3年目。最近は新玉ねぎとタケノコを近くの産直市場に出荷しています。
今年2月に厚労省主催のフィリピン慰霊巡拝団の一員として、祖父が戦死したフィリピン・ルソン島での現地追悼式に参加しました。

実施期間は2月12日から8日間。全国から募った慰霊巡拝の参加者は、戦没地のルソン島西部とミンダナオ島、レイテ島とパナイ島、私が参加したルソン島北東部の3班に分かれました。
各班に厚労省職員2人と添乗員、看護師が付き、現地の通訳兼ガイドと現地サポート員2人体制で行動します。
出発の1カ月前にはルソン島のタール火山の噴火で噴煙は1500mにも達しマニラ都市部でも降灰があり、私たちの利用するニイノ・アキノ国際空港も1時閉鎖されました。
また新型コロナウイルス感染は徐々に全世界に拡大しており、2月にはクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客から陽性反応が出て集団感染が懸念される中での出発でした。

私たちが慰霊巡拝を終えて帰国後の3月末ごろから、フィリピンへの入国も査証免除特権を停止され入国が実質不可となり、今も全く先の見通せない状況が続いています。間隙を縫ってのフィリピン慰霊巡拝となりました。


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