娘が退院しました。
ステラは「ボクが守ってあげる」と言わんばかりに娘の歩調に合わせてついて歩きます。
どう見ても守られていますね~
点滴のささった腕は「こんなに白かった?!」と思うほど透き通っていましたが
今は血色もよくなりました。
怒涛の1週間という感じでした。
長かったような、早かったような・・・
私も14年前に開腹手術をしました。
普通に生活できることがどんなに有難いか実感しました。
何もできない自分を悲しんだり、健康な人を羨むのではなく、
その時に出来得る楽しみを見つけることを学びました。
病院の中にだってありました。
外出できなくたって、楽しいことはいくらでもあります。
そして、元気になったときにはほんの些細なことでも「しあわせ」と感じる自分がいます。
だから
試練(苦労)のあとにはもれなくしあわせが訪れると感じるのかもしれません。
「しあわせ」や「優しさ」に対する感性が磨かれるのだと思います。
時間を大切にするようになります。
今を楽しむことに貪欲になります。
どんなことでも『今』を楽しめば、想い出もみんな『楽しい想い出』になります。
優しくされた分だけ、自分も優しくなれます。
そして優しくするとまた優しくされます。優しさの連鎖です。
そんな風に毎日を過ごす(努力をする)と
どんな状況でもしあわせで楽しい毎日と感じます。
取り巻く現実はかわりません。
自分の気持ち次第で楽しくもつまらなくもなるのです。
『辛さ』まっただ中の娘にはまだわからないでしょうが、
そんなささやかな体験談を語った母でした。