AKB48初の東京ドーム公演の日程が、2012年8月24日~26日に決まった。5月24日、高橋みなみさんがYouTubeのAKB48公式チャンネルで発表した。
これにともない、前田敦子さんの卒業日も8月27日に確定した。以前プロデューサーの秋元康氏が「前田敦子は東京ドームのコンサート翌日に卒業する」と発表していたためだ。
■目標を果たした翌日に有終の美飾るか
5月24日21時に公開された動画では、東京ドームを本拠地とする読売ジャイアンツの親会社である読売新聞グループ会長の渡辺恒雄氏と高橋さんが対談している。その中で渡辺氏が「8月24、25、26の3日間、4万数千人でギッシリになりますよ」と言ったところ、高橋さんは初めて日程を知ったようで「今知りました」「3日間ですか…!」と驚きをあらわにしていた。
高橋さんは渡辺氏に「本当に私たちの最大の夢ですし、ただやはりそこに立つというのは生半可な覚悟ではできないことだと思うんですよね。それまでにメンバー一同本当に気持ちを高めて頑張っていきたいなと思います」と決意を語った。
AKB48は「最終目標は東京ドーム」と公言しており、劇場支配人の戸賀崎智信氏が更新している公式ブログのタイトルも「~AKB48 TOKYO DOME までの軌跡~」だ。これまで東京ドームシティホールでイベントを行ったことはあるが東京ドームのステージには立っておらず、今年のコンサートはまさに「念願叶って」ということになる。
そして目標を果たした翌日、前田さんはグループを去る。秋元氏が5月17日、Google+で「前田敦子は東京ドームのコンサート翌日のAKB劇場の公演をもって卒業することになりました」と発表していた。
高橋さんは「あっちゃんが東京ドームの次の日に卒業することも発表されていて、AKBの1つの節目、終着点のように思われるかもしれませんが、東京ドームという着地点、ゴールラインから、そこをスタートラインに変えて成長していく姿を、これからも見守っていただければと思います」と語った。東京ドームのコンサートもさることながら、前田さん卒業の日の劇場公演がどんな内容になるのか、どれだけのファンが詰め掛けるのか、そしてその後のAKB48の動向に今から注目が集まる。