乃木坂46の与田祐希が15日、都内で行われた1月18日スタートの木ドラ25『モブサイコ100』(テレビ東京/毎週木曜 深1:00)の記者会見に出席した。
与田祐希は天然?
ドラマを紹介する事前番組にて「保健室でツボミ(※与田が演じる役名)が寝ているシーンを撮影していたら与田さんが本気で寝てしまった」とスタッフより暴露されていた与田。この日の会見でそれ以外の天然エピソードはあるか?」と聞かれると、「はい!……なんですっけ…」と唇を尖らせる顔癖をしながらキョロキョロ。坂本浩一監督から「全てがね(笑)。自分じゃ天然って気づいてないのかも知れないけど(笑)」とフォローされ、ハッと思い出したかのように話し始めた。
「その…すごく言われるんですよ。この現場に入って、天然とか、ツボミちゃんっぽいね、みたいなこと。でも具体的な例が思い浮かばなくて、確かに寝てしまったのは休憩中そのまま待っていてって言われて、待っていて気づいたら寝てしまってたんですけど(笑)。他に何かありますか?」
その様子に笑いをこらえきれない登壇者たち。主演の濱田龍臣が「夜ご飯でケータリングが出たことがあって。そのときにご飯を持って、スプーンを持って、動いてないな、と思って見たら、目を閉じているんですよ。寝てる!!と思って(笑)。ご飯を食べている途中に寝てるってことがありました(笑)」とエピソードを紹介すると、与田は「黙想してたんじゃないですか?」とあっけらかん。
それに対して濱田から「『寝てた?』って聞いたら『寝てた』って言ったと思うそのとき…」と返されても、「あれ?寝てたんですかね?ちょっと記憶にございません(笑)自分じゃそんなにわかんないです(笑)」とお茶目に逃げ切り、最終的には坂本監督から「でもそれが現場ではすごく癒やしになっていました」と目を細められ、嬉しそうにしていた。
与田祐希が超能力でやりたいこと
同作は小学館のマンガアプリ「マンガワン」で連載中の、ONE氏による同名漫画が原作。おかっぱ頭の内気で目立たない中学2年生、影山茂夫(濱田)、通称モブ。生まれつきある特殊な能力が備わっていて、感情が高ぶり「100%」に達すると爆発する。実写化にあたっては、少年の成長物語という王道の青春ドラマと、特撮やVFXを駆使した壮大な超能力バトルシーンが見どころとなる。
与田は主人公・モブの幼馴染であり中学のクラスメイト、天然ボケのキャラクターで学校ではアイドル的な存在、モブから恋心を抱かれているが相手にせず、モブの弟で優等生の律(望月歩)をカッコ良いと思っている、高嶺ツボミ役。
ドラマの内容にちなみ「実際に超能力があったらやってみたいことは?」の問いには「私は時間を止めたいです。パって時間が止まったら、好きなだけ寝られるし、ご飯も好きなだけ食べられるし、趣味とかも探したいですし、なんか人生少しでも長く生きたいし、だから時間を止めたいです」と笑顔で答えた。
すぐさま波岡一喜から「要するに今は寝る時間も、ご飯を食べる時間も、趣味をやる時間もないくらい忙しいってことなの?(笑)」とイジり口調で質問されると、「そ、そういう意味ではいです!」と一瞬あたふたしたが「もっともっと(時間が)ほしいです(笑)」と無邪気に返答。会見は終始、与田が現場の誰からも愛されていることがうかがえる内容だった。