秋!カラマツの葉がすべて地面に落ちて山一面が黄金色のジュウタンとなる。
所々にあるモミジの鮮やかな紅葉に目を奪われる。
冬!細かい枝だけになったカラマツ林に真っ白な雪が降りつもり
幻想的な美しさをかもしだす。
春!カラマツの目吹の素晴らしさ、人生の春が山一面にやってきた。
夏!風に揺れるカラマツ林は山の精が踊っているようだ。
「自然とともに生きる喜びを南木山は教えてくれる」
「この素晴らしいオゾンいっぱいの大自然を
スモッグを吸って都会に住む人々にあげたい」
朝日国三郎には考えがあった。
「計画通りに行ったら、わしの人生で最後の大仕事になる」
つづく