帰省
帰省4日目
父が緑内障で目が見えなくなっていた。
目が悪くなっていたのは知ってたけれど
再会の時、父は私を見ているようで、グレーの瞳と焦点が合わなかった。
全く見えなくなっていた。
慣れないなんちゃって介護をしてる。
5日間しかいないので、その間は出来るだけ父に優しく。
一方、母のいる特別養護老人ホームは、窓越し面会が出来た。
会えないかもと覚悟していたけれど、良かった。
しかし、感染防止のため、窓は閉めたまま、大きな声で話しかけて、それをスタッフの人に言って、それを母に伝える。
父のことを話すと、それをまた繰り返して伝える。
悲しさも2倍になるような涙が止まらなくなった。
母に元気な姿を見せようと来たのに、母に励まされている。
東京からきたのだから毎日来ていいですよ。と言ってくださり、毎日通ってる。
母の前で泣かない日も、面会が終わると涙が溢れる。
今までの帰省は、人に会ったりもしてて、父が嫌がった。
今となっては、父の気持ちがよくわかる。
少しでも長くいてあげたい。
父は施設に入ると言った。
目が見えなくなって施設に入るのは大変心細いと思う。
父は東京では暮らせないと言った。
熊本に帰ってお世話をすることも考えたけれど、メンタルがもたないと思う。
保育園でやっているようなことを父にしてる。
なんちゃって介護
父が食べたいものリクエストには応えてる。
おでん、白菜漬け、ハンバーグ、ちゃんぽん、炊き込みご飯、ポテトサラダ
わたしが好きな馬刺しは絶対食べていけ!と何度も言う。
もう、父にご飯を作るのは最後かもしれないな。
やってもやっても足りないことばかりだけど、
今回帰れてよかった。
父は優しくなった。
施設に行くことを冷静に決めた。
今まで何度も嫌なことがあれば施設に行く!と言ったけど、今回は冷静だ。
感情的になることは、出来るだけ避けたいな。
言葉も選んで、気持ちよく人と関わりたい。
お世辞は言えなくてもね。
保育園で働く人たちは、とても配慮がある。
人として見習うところがたくさんある。
母もそうだ。
父はとても感情的になる人だったが今回はとても冷静だ。
私が父の言葉に耳を傾けたからかもしれないな。
あと二日、色んなことがあると思うけれど、
心穏やかに過ごせるようにしたい。
東京に戻ってきました。
今回の帰省は実りあるものでした。
yayaさんも姪っ子さんと会えるのですね。
コロナで会えなかった人たちが沢山います。
皆さんが再会出来るといいですね。
今回の帰省はとても価値ががあるものでした。
家族の心が一つになったように思います。
そして、きっと最善の方法が見つかった。
父も母も心穏やかに過ごしてほしいです。
コロナ以前が、自由でいかに幸せだったかと思います。
うちも明日、やっと姪っ子達に会う段取りになり嬉しい気分です。
ご両親の嬉しい気持ち、私の何倍もでしょう。
良かったですね。
お母さんと毎日会えるようにしてくれたら良いのに!と思ってました。
良かったですね。
毎回帰りには涙ですね。私ももらい泣き💧
お父さんが穏やかになっていましたか、
覚悟されたのでしょうね。
いずれ私もお世話になるかもと思うので、
他人事ではないです。
プロの方が見てくださるので不自由さは心配しなくてもいいかもしれないです。