ある程度釣行を重ねてくると、誰にだって一番印象深い磯というものがあるはず
福江で釣行してきて俺の中で一番印象深い場所となったのは、ホゲ島と鴨島の間に密かに存在する「沈み瀬」であります
2005.4.2の釣行でしたその日は土曜日で正午まではお仕事
昼からは釣りに行くことを固く決心していた
職場で釣りで交友関係のある人に誘いをかける
ところが、誰も都合が悪く同行する者がいない
(一人で行くのって釣った時の喜びを共有する相手がいないから寂しいんだよね まぁ、相手にとっては不愉快なのだけれども...)
一時は中止しようかとも考えたが、俺の中の釣り好きの心が雄叫びを上げた
がまんできね~
結局、「みよ丸」に電話「船長、一人なんですけど昼から良いッスか」
すると「3時からなら他にも何人かいるから大丈夫よ」と船長。
3時にみよ丸に乗り込むべくTOGI港へ行くと、面子は俺を入れて3名だった
いつもみよ丸でお目にかかる方々で、一人はガマのキャップにプロバイザー(DAIWA)のライジャケ・白髪交じりでメガネのオッちゃん
もう一人は、大柄(決して太ってるとはいいません)で、これまたメガネの方(確か警察官の方だと思うんだけど...)
先のメガネのオッちゃんが「あんたどこに行く予定ね」と聞いてきたので、すかさず「カモの辺りに行きたいんですけど」と答えると船長に伝える。
もう一人のポリスメ~ンは、「しょうたろう」って場所を選択していた
一路、鴨島方面へ向かう
途中、状況を伺うべく、船長と話しをする
実は船長、とてもタバコが好きな方で、毎回「タバコば一本くれんね」と言ってくるんですが、それを知っていた俺は船長にあげる用のタバコを用意していて、この日は多めにケースごとあげました。
それに機嫌を良くして頂いたのか、この日は場所を選択するのに少し慎重になってくれたみたいで...
ほんで、船長が「ここにあがってみらんね」と紹介してくれたのが、何とホゲ島と鴨島・ミダレとの間に存在する沈み瀬
沈み瀬だけに瀬のテッペンまでカラス貝がびっしり生えている
「大丈夫ですかね」と船長に改めて確認すると「今日は、小潮で、今から下げやけん8時くらいまでは大丈夫よただ、大きな船の通った時は潮ばカブルかもしれんけど」とのこと、一瞬躊躇するも、船長がそこまでいうのだからと思い上磯した
しかし、あがってみてビックリここは本当に良い場所です太鼓判押します
43㌢の尾長を筆頭に(㌔級はこの1尾でしたが、その他は全て500以上)トータルで30尾以上は釣りました
同じ魚の写真です
潮は冒頭の赤矢印の方向で、その向きにもう一つ瀬があるのですが、その瀬まで流すと際でガッツンガッツン当ってきました。(実はバラシもかなりありまして...)
そんなに釣ったのですが、全部持って帰っても家では消費出来ないし、赴任先では近所は知らない人ばかりなので、BEST10だけを残しあとはリリース6匹は親戚のおばさんにおっそ分けし、残りは持ち帰りました
しかし、こんな場所があるとは...
潮の条件も関係しますし恐らくあまり人が上がらない場所ではないでしょうか
是非、機会があれば挑戦してみて下さい