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「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

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【#ハンギョレ】米政府、北朝鮮の弾道ミサイル関連で初の「注意報」…大統領選挙狙った武力誇示に警告

2020-09-04 00:40:58 | 新聞記事
国務省・財務省・商務省が共同発表 
「不注意に支援した場合は国連制裁」

 米国が1日(現地時間)、北朝鮮が弾道ミサイル開発のための装備と関連物質の確保を引き続き試みている場合、これに協力しないよう求める注意報を発表したと、AFP通信などが報じた。

 米国務省国際安全保障・不拡散局(ISN)や財務省外国資産管理局(OFAC)、商務省産業安全保障局は同日、共同で北朝鮮の弾道ミサイルと関連する調達活動についての注意報を発令した。米政府省庁が共同で北朝鮮の弾道ミサイル開発を狙った注意報を出したのは初めて。

 同注意報には、弾道ミサイル開発に動員された主要機関やミサイル計画に使用された欺瞞的な技術、北朝鮮の核への対応に関する米国の法条項が列挙されている。また、北朝鮮の弾道ミサイル関連の主要物品リストや米政府の制裁を受けている北朝鮮関係者や機関のリストも含まれた。

 国務省は報道資料で、「我々は注意報に明示された具体的物品を含め、ミサイル関連装備と技術を獲得しようとする北朝鮮の試みに対し、民間分野が引き続き警戒することを求める」と明らかにした。また「北朝鮮の弾道ミサイル関連調達を不注意にも支援した場合、米国と国連の制裁対象になり得ることも忘れてはならない」と強調した。

 国務省は「弾道ミサイルの力を拡大しようとする北朝鮮の試みが、地域および国際社会の安定に脅威となっている」としたうえで、北朝鮮が2017年に初めて大陸間弾道ミサイル開発実験を行ったのに続き、国連決議を違反してきたと指摘した。北朝鮮は2017年11月末に大陸間弾道ミサイル級の「火星-15」を打ち上げた後、核武力の完成を宣言した。

 この注意報は、11月の米大統領選挙を控え、ミサイル発射実験など米国に圧力を加えるための武力誇示を試みてはならないという警告メッセージと言える。ドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との良好な関係を強調し、米大統領選挙に介入しないよう遠回しに警告してきた。

シン・ギソプ先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/960335.html

【#ハンギョレ】看護師が代理処方…医療現場“システム崩壊”目前に迫った

2020-09-04 00:37:33 | 新聞記事
看護師、相次ぐ延長勤務「もう限界」訴え 
人手不足の中、新型コロナ重症患者増え 
中・軽症患者が混在する危険な状況も

 新型コロナ感染症の拡散の中で、専攻医が13日間にわたり集団休診を継続しているために、医療現場のあちこちで診療空白を超えて“システム崩壊”に近い状況が起きている。医師が不足し、看護師が違法な施術や薬の処方に乗り出さなければならず、疲労も高まりもはや限界に達したとの訴えが出ている。

 先月21日、専攻医たちが集団行動に出た後、各病院は多くの手術を延期し、かろうじて危機を克服した。しかし繰り返しの延期ができない緊急手術の日程が差しせまっており、一部の病院では専攻医なしで教授と診療補助要員のフィジシャンアシスタント(PA)看護師が手術を進める事例も相次いでいる。大邱(テグ)・慶尚北道地域の大学病院に勤めるPA看護師のAさんは2日、ハンギョレに「PA看護師が医療法上不法と知りながら、専攻医が行う診療行為を代行し極度のストレスを受けている」と伝えた。看護師が教授の処方アカウントに接続し、薬を処方したり動脈血の採血を行うなど、医療法で看護師には許されない業務を代行しているということだ。

 集団休診事態が長期化し、疲労ももまた深刻な状態だ。Aさんは「8月下旬に予定されていた休暇を取り消し延長勤務に投入されただけでなく、非番の日にも急病患者発生の電話を受け出勤することが続いている」と説明した。最近、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症患者が増え、新型コロナ患者を受け入れる病院の状況は一層深刻だ。新型コロナ国家指定専門担当病院だが、専門医が集団行動で席を外したソウル市のポラメ病院では、患者を世話する人材が不足しているうえに重症患者が押し寄せて軽症患者と同一カ所に混在するなどの危険な状況に置かれたと伝えられた。民主労総公共輸送労組の医療連帯本部はこの日声明を出し「看護師1人は重症患者1人しか担当できないのに、ポラメ病院では重症患者3人と軽症患者1人を看護師1人が担当する状況まで発生している」と明らかにした。ポラメ病院の隔離病棟で勤務する看護師のBさんは「最近重篤な患者の数が急に増え、重症患者も増え続けているのに専攻医は帰ってこず、看護人員も補充されないため現場の疲労が限界に達した」と伝えた。

 大韓看護師協会はこれに先立って声明を出し「専攻医などの医者たちがいなくなった医療現場で業務を代行しているPA看護師は一部不法な診療業務にまで従事している。医師たちは集団休診を直ちに中断し、医療関係者が力を合わせて新型コロナ再拡散の危機的状況を克服しなければならない」と要求した。

イ・ジェホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/960492.html

【#ハンギョレ】「救命救急室探して水原から軍浦まで」…恐怖と化した医療スト

2020-09-04 00:26:44 | 新聞記事
専門医らの休診13日目、高まる不満 
抗がん治療や手術が延期されたがん患者ら 「命を脅かされる状況」 
医師4万人増員に15万人が同意 
「手術延期され、植物状態になった」との請願文も 
救命救急室、医師不足で患者を門前払い 
「高リスク妊婦の出産拒否」にも怒り高まる

 昨日で13日目を迎える専攻医たちによる集団休診(医療スト)事態で、手術と診療が延期され、救命救急室への入院を拒否された患者たちが「恐怖に近い医療ストを中止してほしい」と訴えている。大統領府の国民請願掲示板をはじめ、様々なオンラインコミュニティには医師の集団行動を批判する重症患者家族の恨み交じりの声が殺到している。

 最も恐怖におびえているのは抗がん治療や手術が延期されたがん患者たちだ。彼らは2日、ハンギョレの取材に対し、「医療ストで命が脅かされるほどだ」と語った。外来診療を行うべき教授らが専攻医たちの担当業務などに投入され、正常な診療を受けることも難しいのが現状だ。6年間肺がん闘病中のキム・ジョンファンさん(56)は「がん患者には転移ほど怖いものはない。転移の有無を把握し、治療や手術を受けなければならない患者にとって、抗がん治療や手術が延期される状況は恐怖を感じさせる」と語った。6年間食道がんと闘ってきたキム・ソンジュさん(58)も「食道がん手術後、下痢が数日間続き、体重が46キロまで落ち込んだ。真夜中も下痢がひどくて救命救急室に行こうとしたが、主治医の診療はしばらく待たなければならず、救命救急室も医師数が足りないと言われた」と話した。

 「公共医療のために4000人ではなく、4万人の医師増員を請願する」というタイトルの大統領府国民請願には、同日午後3時基準で15万人以上が同意した状態だ。大統領府国民請願ホームページには「ある胆のうがん患者が8月7日、手術当日の夜明けに医療ストのため手術が延期された後、植物状態になった」という内容の請願文も掲載された。患者の孫娘である請願人はこの文で「専攻医らによる医療首都当時、外科当直教授の逸脱で発生した医療事故」だと主張した。

 先月26日夜、京畿道水原(スウォン)に住むAさんも危険な状況を経験した。子どもが浴槽に頭をぶつける事故に遭い、すぐに治療を受けなければならなかったが、自宅近くの大型病院では「救命救急室に医師が足りない。町医者のほうに行ってほしい」と言われ、そのまま帰らざるを得なかった。また、他の大学病院や総合病院にも問い合わせてみたが、返ってきた答えは「医療ストで医者が足りない」というものだった。結局、Aさんは自宅から車で40分以上かかる京畿道軍浦市(グンポシ)の病院を訪れ、何とか子供の治療を受けることができた。出産を控えた妊婦のコミュニティーには、専攻医たちによる医療ストで分娩中の痛みを和らげる「無痛注射」が中止されたとか、高リスク妊婦の出産を大型病院で拒否したという訴えが掲載されている。

オ・ヨンソ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/960517.html