「恋歌」 朝井まかて著私にとって、著者の時代小説は、冬期間にじっくり読む部類の読み物なのだが、題名から想像して、そんなに重くないテーマかも~と、図書館から借りた大ハズレでした😨 江戸、池田屋の娘登世、のちの歌人中島歌子の壮絶な人生読み進めると、桜田門外の変とか水戸藩天狗党が筑波山で蜂起とか今の大河ドラマと同時代の事ではないか!天狗党の妻子らの獄舎での有様は、地獄と思えるほどの悲惨さだ生き延びて、歌人となった登世が最期を迎えるまでの心情の変化に心打たれる😭