大手業者が地面師に・・(;^_^A

ニュースで出ていたので会社名出しても支障はないのですが・・・
積水ハウスさん・・・やってしまいました・・・しかも６３億円＼(◎o◎)／
契約の流れは　売主(地面師が成りすまし)→不動産業者→積水ハウスさん
法務局へ登記書類を持ち込んだ所・・書類に不備が有って移転登記手続き出来ない
事で発覚したようですね。。
恐らく一つ手前の不動産業者が所有権移転登記をせず売主から積水ハウスさんへ直接
移転登記する手法・・・いわゆる中間省略を用いたんでしょうね・・・
この方法は昔は登録免許税が中間者(今回の場合は不動産業者)の登録免許税が掛からない
メリットが有り、即日転売する際は同時に決済出来ます。
現在は原則禁止ですが・・・売主(地面師)が承諾すれば中間省略手続きは可能です。
中間の不動産業者は資金調達無で売却利益を得れるので非常にメリットがあります。
今回のケース・・・売却金額が評価額よりも安くしかも都内の土地で積水ハウスが飛びついて
念には念を入れた調査をしなかったのではないかと推察します。
騙す側は書類やらを偽造したり所有者として成りすます訳ですからばれないようにする訳で・・
地面師は大金を手に入れて今頃は海外に高飛びしているかも知れませんね(;^_^A
大きな取引の時は司法書士も仲介業者も慎重の上にも慎重に調査し少しでも怪しい箇所が有れば
書類上ではなく実地調査を行う等にしなければいけませんね・・・私も取引の際には細心の注意を
払わなければと思うニュースでした。。。