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失投が痛打される理由

2021-07-14 21:21:44 | プロ野球とか

プロ野球を見ているとちょいちょいキャッチャーが構えたところに行かず甘いトコに行って痛打されるシーンを見かける。
自分はピッチャー経験者ではないので単にコースが甘いから打たれてるんだと思っていたのだけれど、昨日の広島戦で先発した中日福谷投手が坂倉選手にホームラン食らった球を「あり得ない球でした」と表現したことに元中日のエース吉見一起氏が解説していてその内容に目から鱗。
何があり得なかったかというと外角低めに構えた捕手の要求にたいしてど真ん中に行ってしまったいわゆる逆球っつう失投なんだけれど、素人の自分からしてみると失投とは単に制球ミスで狙ったコースからズレて甘くなってしまっただけという認識だったんだよね。
しかし吉見氏曰く「逆球ってことは狙った所に制御できていない状態なわけだからそもそも指にかかっていない力の無い球なんですよ」と。
うは、そうかそういうことか。
しっかりと指にかかって力が入った球はコントロールされてるわけだから狙った所に向かって飛んでいく。
狙った所に行ってないんだから力が入ってない…まぁ道理ですな。
ここでいう「指にかかる」とか「力が伝わってる」ってのはボールにかかるスピン量が十分かどうかってことなのでストレート系の球種に限ったことではあるだろうが。




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