浦和レッズがキリンに抗議

サッカー日本代表のオフィシャルスポンサーであるキリンビールが日本代表を応援するキャンペーン広告を作成したんですけど、そのことで浦和レッズがキリンに「クラブカラーはかけがえのないシンボルでサポーターの気持ちを軽視する行為」と猛抗議したそうな。
キリンビールは日本サッカー協会などの了承を得た上で昨年12月に開催されたJリーグ最終節の浦和レッズ×ガンバ大阪(埼玉スタジアム)の写真を加工して使用。
この試合は優勝のかかった大一番で、スタジアムのスタンドは浦和レッズのクラブカラーである赤一色に染まった状態。
キリンはこの赤一色のスタンドを日本代表のカラーである青に加工して、キャンペーン広告として展開。
「オフィシャルの青いTシャツを当てて、それ着てみんなで日本代表の試合に行ってスタンドを青一色にして盛り上げようぜ！」ってキャンペーンなわけで、どこにも浦和レッズの試合に着ていけなんて言ってないし、レッズのサポーターを軽視する要素なんてドコにもないと思うわけですよ。
たしかに写真を見ればピッチにちっちゃーーーくレッズとガンバの選手が写ってるようですが、そんなのほんの些細なことで、広告の趣旨とは全く異なるのでイチャモンをつけようとしてあら探しする人以外は気になりませんよ、こんなの。

せっかくキリンがオフィシャルに「サッカー」という競技を応援してくれて、レッズをバカにしてるわけでもないのに、つまらない利害で水を差すレッズは心が狭いなぁと感じるわけですよ。
逆に本物の赤一色の写真と並べて、こんな広告に利用されるくらいレッズの応援って熱いんだぜ！って宣伝した方が得策だと思うんだけどなぁ・・・。
こんな排他的なことしてたら、ますますJリーグなんてメディアに露出する機会を失うことになると思うんですけどね。