私は和宮様の責任感やいちずさや潔さに惹かれて、「研究」を始めました
婚約者と引き裂かれた悲嘆、思ったより優しく気立ての良い夫に助けられたこと、姑との家風の違いによるやむを得ない確執、そして和解、
兄から授けられた使命、そして身の危険を顧みず江戸を守り開城、どれも15才から20才過ぎにかけての女性には重過ぎる程です
…しかし、宮様はみんなに支えられつつ立派にやり遂げられた
すごい精神力だなと思いました
その頃私は自分はだめだと思い、迷って人間としての生き方の理想を失っていたのが、やっと母や夫や良い先生、周りの人に支えられて挫折から立ち上がったばかりで、
丁度そこへ和宮様のくじけない人生を知ったことで、励まされた気がしたのだと思います