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氷月神示 その42

…話は戻りますが私はお産までに和宮様の研究についてはだいぶし、有栖川宮様と次世では結ばれられるとよいですね、などとお祈りしたり肖像写真を飾ったりして、やるべきことはやった気がしました

…ただ、これからの世の中については日本を心配して下さっているようでそのお気持ちは受け止めて行こうと思いました… (阪神大震災などの起きる1年前でした)

お産まで2ヶ月位のある冬の日、一人で家にいて横になっていると、ふと目の前2メートル位にぼうっと人の霊が白く現れました

お姿はぼんやりしているが、気配で観音様だとわかりました

…そして、後から右隣にお釈迦様が現れました

私はあわてて飛び起きて、正座しました

…初めてお姿を拝見します 

二人共、衣姿でほっそりしてすらりとしていらっしゃいます

顔の造作まではわかりませんが、雰囲気でわかりました

私が恐縮していると、観音様の前の足元に、大きな30センチ位の幻の蓮の花が現れ、開いて中に幻の赤ん坊が寝かされていました

…観音様は前かがみになりその子を抱き上げると、座っている私の方に差し出されました…

私は幻とわかっていましたが頭を下げ、両腕を差し出してぎこちなく受け止めるふりをしました…幻としては赤ん坊が視えていましたから (もちろん、重さなどの実感はありません)

そうすると、そばのお釈迦様が「大事にするように」とおっしゃいました 

(心に聞こえました)

私はただ、頭を下げて「はい、」と心で答えました

腕の中の赤ん坊はまもなく消えました

…顔を上げると、お二人の姿もありませんでした

私はお姿を拝見できてありがたいなあと思いましたが、何故赤ん坊を下さったのか、なんの印かわかりません

…ずいぶん日が経ってから、もしかしてあの赤ん坊の幻はこれから生まれるおなかの子のことを指していたのかな、と考えました

というのは夫と義父母は信心深くて真言宗を奉じていたからです

きっと、この子はお釈迦様達が守って下さるんだ、そう考えることにしました

私はこのような話は家族の誰にももう、しませんでした

いくら話したくても誰にも理解されないことはわかっていたからです

…今でこそ、思い切ってここで書いていますが、皆さんにもきっと眉唾でしょう

ですから、今後もただの空想スピリチュアル話ととっていただいても結構です


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