…1ヶ月後に江戸城に着いた和宮は、姑の天璋院(武家の娘)と対面した時に屈辱を味わう
天璋院は、皇女和宮の方が格上であるが、親子の関係を重んじて、自分が上座の敷物に座り、
和宮には下座の敷物無しの場所を勧めた
又、和宮側は大奥でも武家式ではなく公家式の風習を守らせる事を婚礼の条件としていたが守られず、
宮付きの200名程の侍女達は大奥の侍女達と対立し、和宮も困り果てて泣いたことがあったようだ
だが、3ヶ月後婚姻して和歌山出身の将軍家茂の優しさに、和宮も次第に心をほぐしていく
後には天璋院とも和解し、幕末の危機に女性同士協力してあたることになる