小樽海上保安庁より、釣り人の落水事故が起きたとメールが入りました。
小樽港若竹物揚場岸壁において釣り人の海中転落事故が発生しておりますので、お知らせいたします。
昨今、釣り中の海中転落事故が多発しておりますので、事案概要の周知のほか、ライフジャケットの
着用について注意喚起していただきますよう、お願いいたします。
【事故概要】
令和3年2月27日13時55分ころ、小樽港若竹物揚場岸壁において、釣り中の男性1名が海中転落しました。
海中転落者は、友人とともに同場所に釣りをするため、釣り竿を持って岸壁へ近寄った際に、雪庇に躓き海中転落しました。
海中転落後、友人及び付近釣り人にて男性を岸壁に引き揚げようと試みるも救助には至らず、現場に駆けつけた消防救急隊により救助され、負傷等ありませんでした。
事故現場の気象については、西の風3m、波及びうねり無し(当庁職員現場到着時点の気象)でした。
海中転落者は事故当時、救命胴衣を着用していませんでしたが、付近釣り人が海中転落者へ救助のため救命浮環を投げ浮力の確保をしていました。
釣り愛好者に対して事前の気象情報入手、ライフジャケットの着用や釣り中の防波堤、岸壁からの転落にかかる足元の注意等の事故防止の呼びかけをお願いいたします。